2010年08月10日の火曜日。
佐々木様のカイエンターボ右ハンドル号が斬新なスタイルで生まれ変わりました。
窓枠のアルミシルバー色のモールディングレールとBピラーとCピラーパネルを、
ピアノブラックと呼ばれる漆黒の艶あり黒仕様へとピラー部全体を塗り直しました。
カイエンのサイドピラーから伝わる骨太なイメージがこれにより多少は消え、
クーペスタイルのような洗練された流れるデザインへと生まれ変わりました。
ドアハンドル4カ所もセンター部のみシルバーカラーを活かし、その他をブラックへ!
佐々木様はどうのようにしたらこの955カイエンがさらに洗練されて、
しかも純正の雰囲気を壊さずに格好良くなるかを熟知されたオーナーでもあります。
フロントバンパーはスピードの出るクルマ特有の飛び石や小傷が御座いましたから、
お約束の8Eクリスタルシルバーでもう1度綺麗に地肌から整えて塗り直しでした。
センターグリルは艶消しブラックでサポート部を消すスティルスペイントでRUF仕様に、
さらには腰下ザラザラ仕様からツルツル仕様へとこれまたイメージチェンジです。
フロントナンバーを固定させるEUROナンバーサポートも注文して取り寄せ装着です。
リアスポイラーはこれまたAFFの新製品、
955スポーツデザインパッケージエアロアンダースポイラーを組み込みました。
製品発表とほぼ同時に全部完売してしまいましたから次回のオーダー分は9月以降です。
佐々木様よりご注文のあった塗り分けのペイントパターンは今までとは違った、
下のインナーリブサポートまで8Eシルバーで両脇を纏めて引き締め、
センターリブ3本を艶消しブラックでフロントバンパーとのバランスを取りました。
画像では判りにくいと思われますがリアガラスハッチ下のアルミシルバーのモールも、
カイエン純正のボディーカラー8Eクリスタルシルバーでさり気なくペイントです。
ヘッドライトはこれまたお約束の955カイエン2010年仕様と呼ばれる最近の旬カスタム、
ポルシェ911スタイル スモークブラック丸目2灯風に見える
カエル顔仕様にて上品に仕上げさせて頂きました。
ヘッドライトに付着した飛び石傷も無数に混入していた細かな
プラスティック表面特有のクラックや曇り色褪せヒビも美しく綺麗に修正です。
インナーガラスシグナルとして存在するドームレンズも
引き締まったスモーク仕上げで丹念にフィニッシュです。
純正風のカイエンのエクステリアフォルムを一切崩す事なく、
しかも最大限にオリジナルデザインを活かしながらも、
誰が見ても違う雰囲気をボディー全体から上品に滲み出させる
これからの新しい大人のスタイルなのかも知れません。
2003年〜2006年のポルシェカイエンの持つ古くささを、
適度なバランスで払拭する2010年風の955スタイルな仕上げ方です。
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