2009年11月15日日曜日

新車時の美しさをこの時代に堪能出来る124の素晴らしさ!






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九州の若大将の愛車300TEが本日工場から戻りました。
お約束通り天気の良い日に格好よく撮影してみました。

チラリズムを超えたギリギリのオフセットと
クリアランスのF50キャリパー&ローター外形寸法ワイド355mmが
AMGの18インチMONOブロックアルミの隙間を絶妙な間隔で埋めてくれました。

18インチの円周デザインに絶妙な隙間というかサイズギリギリの美しさ!
専用設計より美しいこのクリアランスが気持ち良さなのかも知れません。
キャリパー本体とホイールデスク面の隙間も
これまたスペーサーを使用せずにギリギリです。
蠅1匹ほどの体積すらも無くその
本物の蠅ですら逃げ込めないクリアランスの面白さ、
最小限度の熱膨張スペースは余裕で逃げていますが、
このサイズはある意味稀少です。

20年以上も前のしかも新車のコンディションを手に入れる。
足回りから内装、エンジンをはじめ
レストアレーションの醍醐味とは一体何なのだろう?
時代を超えた美しさ、
本当の贅沢とはライバルの居なくなった環境にて余韻を変化球で楽しむ事。
好きなクルマの好きなモデルで気に入らないポイントは全て自分のセンスで
己にとって正しいと思われる方向へと強引にでも修正してしまうその行動力。
廣川さんの長年の夢が今ここに実現しようとしています。
誰に認めてもらい誰に褒めてもらうのか?
そんな事は廣川さんは一切考えていません。
純粋に夢の実現には第三者の価値観なんてのは
これっぽっちも必要ありませんでした。
自分が満足出来る本当の世界に妥協や融通なんて要らないのです。
見返りを求めない無条件なる気持ちこそ「愛」と呼ぶに相応しいアクションなのです。

20数年前での経済力では決して手の届かなかった領域を
現在の時間軸においてじっくりと達成させる真の喜び。
これを夢の実現と表現せずに何と表現すれば良いのでしょうか?
憧れ続けたそのスタイルと走り去る面影が自分の中で蘇るこの嬉しさ、
本当のマイカーとは借りて来たようなクルマを神経を使って大切に眺めるのではなく、
徹底的に自分中心主義者にでもなって根本から仕上げるのも醍醐味の1つです。
ブルブラ199のメタリックボディーが美しい艶を正しく取り戻した瞬間。
それは黒い鏡と呼ばれるくらい廻りの景色全てを
124ボディーの反射光として綺麗に映し出してくれる趣味の世界観を実現です。

移動する景色と云われる由縁はどうやらこのあたりに潜んでいるのかも知れません。


加古。



2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

なんてスゴイんでしょう。
まるでボディサイズが1.2倍に大きくなったような錯覚に陥ります。
92年式、SOHCエンジンの300TEですが、まるでE60ワゴンのような雰囲気です。
内装も1か所だけですが楽しむことが出来ました。
写真で、これだけ感動するのですから本物を見たら失神しちゃうかも・・・。
本当に有難うございます。

廣川.

Toshifumi Kako さんのコメント...

こんばんは〜廣川さん。

本当は400mmの望遠レンズで挑みたかったのですが、
ロゴも語呂合わせで300mmレンズを使用して撮影に挑みました。フロントから見れば確かにボディサイズが1.2倍に大きくなったような錯覚ですし後方から見ればキュッと引き締まったキューティーハニーちゃんのように小さく見えるから不思議です。

本物の300TEは廣川さんを包み込んでくれる包容力と趣味の世界を満喫させてくれる素晴らしき空間を提供してくれるものと信じております。生涯現役の124090をいつまでも大切に可愛がってあげてくださいませ〜!





加古。