2010年7月31日土曜日

リアビューの造形美と重心をデザインでコントロールする方法。































眺めていて美しくそれでいて機能美と実用性が伴った955テールのフォルム。

カイエン純正のリアフォルムだけが残念ながら少しばかり寂しく、
なんとなく丸みを帯びた簡易的フォルムの処理でした。
フロントからサイドにかけては申し分なく純正ラインがお気に入りの方も、
このリアエンドとマフラー廻りの処理だけがどことなくヒップホップで腰高で、
デザイン的にもイマイチお気に召さない方が偶然にも数多くいらっしゃいました。

ですが派手な社外リアアンダーエアロ単体を局部で組み込むと全体のバランスを崩し、
また微妙に難しくボディーの見た目の重心がおかしくなる危険性も御座います。
ということで全体の雰囲気を考えた結果、
フロント、サイド、リア全てのエアロパーツASSYの大掛かりな、
入れ替え交換をこのためだけにどうしても決断する気にもなれずに、
意味も無く微妙な時間軸だけが流れていた事になります。

カイエンの純正ラインのエクステリアフォルムを一切犠牲にせず、
それでいながらリアのバランスだけで全体を上品に引き締める事は出来ないものか?
そんな都合の良いリアオンリーのフォルムはアフターマーケットには無いものか?
とお問い合わせを今までに数多くのカイエンオーナー様より頂きました。

それなら無いものは造ってしまえ!では御座いませんが、
この皆様のご要望に応えてパッと観のフォルムが派手でなくしかも地味でもなく、
さらには今までとは明らかに違う引き締まったデザインを考えさせて頂きました。
試行錯誤を繰り返しカイエンの純正フォルムに自然に溶け込ませるような造形美。
こうして製品化に至りましたから、
これが最高だとかスタイルの完成形という訳では御座いません。
バージョンワンという製品でのリリースです。
時代やデザインは常に進化して旬のスタイルも同時に微妙に変形して行きます。

さて実際にAFF 955スポーツデザインを装着したカイエンの後ろ姿は
低重心で左右のリアフェンダーボリュームとリアテールレンズのデザインに合わせて
流れるようなデルタデザインで自然に下方向へと延長させ繋がって行きました。
マフラー廻りの処理も考えローアングルフォルムも当然ながら安定させております。
ドッシリとした重量感とスポーティーなエアロフィンの相乗効果で、
リアの隙間から見える純正マフラーチャンバーの存在感も同時に引き立たせております。
フィンの隙間から見える金属素材とマフラー吹き出し口のクリアランスと造形バランス。
さらには横方向へ繋がるラインの連鎖も含めて丁度良い空間バランスに仕上がりました。
純正エンドから純正オプションさらには発展して社外マフラーに至るまで、
どのようなマフラーデザインにも溶け込む複雑な造形美にもフィットします。
違和感の無い洗練された直線と曲線のコンビネーションがこれにより完成しました。

お目が高いカイエンオーナーの皆様に絶大なるエクステリアのご評価を頂き、
御陰様で初期ロッド全部が製品発売10日で嬉しく完売となりました。
装着の予定やペイントを含めて預かり作業は予定満杯状態ともなりました。
次なる生産ロッドの予定は2010年 9月〜10月くらいを見込んでおります。



にほんブログ村 車ブログ メルセデス・ベンツへ

「それは適度な75%の満足感。」

今は無き124メルセデスベンツスペシャルカーズの世界。
124の撮影画像をご覧いただき、
お気に入り頂けたらクリックの程お願い致します。
10年に1度 気が向いた時でも結構で御座います。
124メルセデスが心より愛おしいと思える瞬間を切り取ります。
カイエン955も同時に掲載中です。

2010年7月30日金曜日

カイエン955 小さな積み重ねでカスタムモディファイの大きさが変わる。


















































































































またまたカイエンネタです。
本来であればツルツル仕様なリアバンパーへ
後付けナンチャッテパークトロニックセンサー受光部のインストレーションです。
廻りのフレームキャッチはポルシェ純正の受け型を使用します。
アルミパネルのシルバーをプラスティック板に貼り込んで裏側から固定させました。
これでナンチャッテパークトロニックセンサー受光部の出来上がりです。
リアバンパーセクション全部で6個6カ所の加工です。

それから途中で出て来る純正部品の番号はパーツを注文する時に必要なナンバーです。
いつも定期的に注文しているのですが番号を忘れてしまってスグにオーダー出来ません。
ということで記録メモリー用にパーツと連動して個別写真撮影です。
深い意味は御座いませんのでご興味の無い方はそのままスルーして下さいませ!
これらの純正部品にこちら側で用意したパーツを組み合わせて装着すると
コストパフォーマンスに優れた面白いエアロパーツが個別に完成します。

さて写真はバラバラに飛びますが、リアバンパーセクションを取り外した瞬間に、
カイエンのリーンホースメントASSYがアルミ素材の為、
局部で表面が汚れと一緒に腐食していました。砂埃の付着や泥や小石が蓄積され、
結構汚く変色しておりました。見えない場所では御座いますが、美しく綺麗に掃除です。
暇つぶしでこのアルミ素材のリーンホースメントASSYで、
美しくシルバー8Eペイントを全体的に施してみようかと考えております。
裏生地に見えるチラリズムの追求ではありませんが隠れた満足感が得られます。


にほんブログ村 車ブログ メルセデス・ベンツへ

「それは適度な75%の満足感。」

今は無き124メルセデスベンツスペシャルカーズの世界。
124の撮影画像をご覧いただき、
お気に入り頂けたらクリックの程お願い致します。
10年に1度 気が向いた時でも結構で御座います。
124メルセデスが心より愛おしいと思える瞬間を切り取ります。
カイエン955も同時に掲載中です。



2010年7月28日水曜日

955カイエンSが斬新なるターボルックへと大変身です。
























































カイエンSからターボルックへ進化したスペシャルマシン達です。
有り難いことにAFFオリジナルリア955アンダーエアロスポイラーが
初期ロット全てが完売です。

1号車:部谷さんのカイエンSターボルック仕様
8Eシルバー左ハンドル号へ装着済み。

2号車:飯島さんのカイエンSターボルック仕様
8Eシルバー右ハンドル号へ装着済み。

3号車:佐々木さんのカイエンターボ
8Eシルバー右ハンドル号へ装着予定。

4号車:石橋会長のカイエンSターボルック仕様
8Eシルバー左ハンドル号へ装着済み。

5号車:浅賀さんのカイエンSターボルック仕様
バサルトブラック左ハンドル号へ装着予定。

御陰様で初期ロットの5台分は電光石火の完売でした。
次期5セットの御予約受付開始は2010年の9月以降となります。

石橋会長のフロントバンパーがターボバンパーへと進化です。
フロントグリルはRUFカラーリングで
センターサポートをフラットブラックへペイントです。
ボンネットをターボボンネットへ交換です。
ガラス横のモールディング並びにリアガーニッシュをアルミシルバー素材から、
ボディー同色8Eシルバーメタリックへとペイントです。
サイドスカートを中期ターボ用の泥よけを
ボディー同色8Eシルバーメタリックへとペイントです。
リアバンパーをなんちゃってパークトロニックセンサー装着車風へとカスタムです。
AFFオリジナルリア955アンダーエアロスポイラーのバイカラーペイントです。
リア純正テールレンズから中期仕様のスモーククリアーLEDテールレンズへと交換です。
リアクローム処理のターボテクイップメントマフラーカッターへと交換。
リアエンブレムをなんちゃってGTSエンブレムへ張り替え交換です。
ステアリングを超極太レザーステアリングへと交換です。




にほんブログ村 車ブログ メルセデス・ベンツへ

「それは適度な75%の満足感。」

今は無き124メルセデスベンツスペシャルカーズの世界。
124の撮影画像をご覧いただき、
お気に入り頂けたらクリックの程お願い致します。
10年に1度 気が向いた時でも結構で御座います。
124メルセデスが心より愛おしいと思える瞬間を切り取ります。
カイエン955も同時に掲載中です。

2010年7月27日火曜日

今だからこそ955カイエンという1つの選択。






































































































































































今度はシルバーのカイエンターボへ黒木瞳仕様を施しました。
レーシック手術では御座いませんが全く新しい瞳は今までとは違った
新鮮な955ポルシェスタイルを楽しませてくれるのかも知れません。
中期のカイエンGTSではブラック仕上げという黒いヘッドライトが
オプションで選択出来るようになりました。
新車でない方には後からパーツでも単品購入が可能という事です。

それでは初期型955カイエンオーナーの場合はどうなのでしょう?
答えは残念ながらNOなんです。
異形状のカイエンGTSヘッドライトは旧型モデルに比べるとやや細長く、
しかもプロジェクターも幾分かスリムで横ワイドになりました。
955専用のヘッドライトシステムにはこのブラックヘッドライトシステムが
存在していなかったのです。
世の中に存在していないものは当然
希少価値の方程式からも欲しくなる率も自然に上昇します。

ということで甲斐総店長がヘッドライトを全部分解して
ライトセクションの個別インナーコンポーネンツを全部作り替えました。
防水処理から組み替えパッキンの交換、
耐熱塗装による完全焼き付けペイントを施しました。
今までの概念を超える丸目911風の独立ガラスライトレンズを彷彿させる
ポルシェらしさと最新型ポルシェ パナメーラ風の引き締まった顔付が同時に完成です。
好き嫌いも当然の事ながらありますが気分転換としては丁度良い顔付に変化しました。

カイエン用のレカロシート シリーズマニフィカ
「プレミアムレザー/アルカンターラ」を左右でインストレーションさせました。
天井のアルカンターラブラックと素材が同じですから違和感が無く装着出来ました。
オールパワースライドも活かしてインストレーションです。

佐々木さんのシルバーカイエンターボRHも、
今回リアのオリジナル955エアロバンパーを決めてくれました。
ボディー腰下も純正ザラザラスタイルから
美しいツルツルピカピカシルバーへとペイントです。
その他はフロントグリルもRUF仕様へとカスタム予定です。
また黒木瞳仕様のブラックカイエンスモークライトも左右で決めてくれました。
サイドのイボイボも格好良く洗い易いツルツル仕様へとイメージチェンジです。



にほんブログ村 車ブログ メルセデス・ベンツへ

「それは適度な75%の満足感。」

今は無き124メルセデスベンツスペシャルカーズの世界。
124の撮影画像をご覧いただき、
お気に入り頂けたらクリックの程お願い致します。
10年に1度 気が向いた時でも結構で御座います。
124メルセデスが心より愛おしいと思える瞬間を切り取ります。
カイエン955も同時に掲載中です。