2013年4月30日火曜日

AMG E320T 3,6 ワイドボディー744ワゴンの魅力。その3





2013年04月30日の火曜日 AMG E320T-3,6  続きです。その3



タイヤもテスト走行を兼ねてリーズナブルな新規参入メーカーが生産する輸入タイヤへと交換しました。
無様なヘッドライトワイパーアームのズレとだらしないゴムのブレードの劣化が気になります。
パーツ到着後左右で交換までは我慢我慢で御座います。序でにドアミラーのゴムを左右入れ替え予定。

さてさてタイヤ交換後、124アベニューストリートを榎本PIT長が試運転がてらに走らせました。
トラクションや路面に対する即答性の良さ!滑らかに真円度も確保出来ていて非常にスムーズ!
格安タイヤの存在を20年前くらいは軽く無視して参りましたが、長距離運転用とか酷使バージョンで、
これはこれでアリかな?と思えるような品質クオリティーへと進化して来たのだと思います。
技術の進歩や改良を重ね、タイヤパターンのデザインも決して悪くはありません。
本当の安全を耐久レベルで考えるのなら輸入格安タイヤを毎年適度にゴム質の水分含有がある時期に、
インターバルタイムではありませんがタイヤは消耗品と完全に割り切り早め早目に交換させた方が、
材質の基準や安全率から判断すればこれこそ理想的な対応方法なのかも知れません。
高額なるメジャーなブランド品の有難さとその使い切りの哲学からか残溝に心が釘付けになって、
健康的なゴム質の成分までをも見落とす方が逆に危険なのかも知れません。
本当は無尽蔵に早め早めにミシュランレベルで4本短期間で交換させたいところでは御座いますが、
金額の高騰と最近の販売価格の差から判断すると大きな埋められないコストの差が生じます。
良いものは良い、駄目なものは駄目と正直な判断から申し上げますと、
最近の格安輸入タイヤの販売価格こそ本当に有難きプライスゾーンでの提供なのかと思います。
安全は自分で意識させないと高い水準を維持出来なくなる危険性も御座いますから要注意です。
そういった観点から考えると時代は大きく飛躍的に変化して参りました。

加古 俊文





























































































































AMG E320T 3,6 ワイドボディー744ワゴンの魅力。その2






2013年04月30日の火曜日 AMG E320T-3,6  続きです。その2


744燻し銀ボディーへAFFオリジナルのEURO FIVE 18
ワイドオフセットのポルシェCAP仕様が奢られて装着タイヤも約数年が経過でした。
このミシュランPS-2との組み合わせも言わばEURO FIVE 18で組む定番メニューでもありました。
あまり乗っておりませんからタイヤの溝は9,5部山程残が御座いますが、

ゴム成分に含まれているであろうと思われる油成分らしき液体が抜けてクラックが混入。
走行距離と使用時間と耐用年数の比率から考えると時間の問題で期限切れでしょうか?

太陽光線やら紫外線、またはオゾン層の影響かは知りませんがゴムの寿命なのだと思われます。今回はセンターキャップをRUFのスモークブラック仕様へと入れ替えです。
タイヤもテスト走行を兼ねてリーズナブルな新規参入メーカーが生産する輸入タイヤへと交換です。
ヘッドライトワイパーゴムのブレードを左右で交換、ミラーのゴムを左右入れ替え、
それからM104エンジンタペットカバーガスケットを入れ替え予定です。

室内のレザーはかれこれ15年が経過したレカロのC-CLASSIC 左右です。
ブラックウッドも13年近くが経過してほんのりと色もアンティーク風でお気に入りの室内。
新品時の魅力も含め時間の経過とともにビンテージな雰囲気へとゆっくりと進化して行きます。
乗ってる人間も時間の経過とともに老朽化して味わい深くなるのですから当然と云えば当然です。
新しいクルマには無い味の深さがこのAMG E320T 3,6の年輪を刻んでくれる、
自分だけが楽しめるような極上なる室内インテリアの歴史でもあります。
グリルのボディー同色シルバーペイントも飽きて来ましたからそろそろピアノブラック仕様か、
純正ノーマルクロームへと戻そうかと考えております。
フロントバンパースポイラーは正直AFFオリジナルの軽量レーシング500バンパーVer1へ、
交換させたいのですが、残念ながら全て売り切れ完売状態でストック在庫すらも御座いません。
次回の5セット入荷予定も全ておかげさまで遠方の業者様からリピート注文の完売状態で予定も無し、
その次ぎの次ぎが入荷しましたらその節は是非交換させてみたいところでは御座います。
何はともあれ、お客様優先で回転させている関係上自分の使用分は後回しで御座います。
気になる点はまだまだ沢山御座いましてヘッドライトのリフレクタークロームの色褪せ!
この部分はオール新品で交換させるしか御座いません。
なんだかんだでかれこれ20年の歴史にしてはこれくらいの消耗部品なら本当に可愛いものです。
AMG E320T-3,6 カスタムモディファイはまだまだ続きますよ〜お楽しみに〜!

加古 俊文













































































































































































































































2013年4月29日月曜日

ポルシェカイエン スポーツクラッシック955のエクステリアフォルム。その2






2013年04月25日の木曜日の続きです。その2

この日は家族3人で近所でランチでした。
その後、免許取り立ての初心者でもある娘の運転で江ノ島界隈まで適当に走らせました。
お馴染みのカイエン955スポーツクラッシックエアロを装着させて、
鎌倉界隈七里ケ浜のいつもの坂道で白カイエン955 を撮影です。
撮影に使用したのはDON様の秘密兵器で話題のSIGMAの150〜500mm超望遠レンズです。
カメラはNikonのD7100が修理中の為、代打でNikonD300Sへと装着でした。
DX 換算で66,6%のフォーマットですから単純に1,5倍の750mm相当の画角です。
22インチのRUFへとお約束のPCCB風なるイエローBIG キャリパーのインストレーション。
白い955ボディーへAFFスポクラエアロが奢られてこの組み合わせは何とも云えない存在感。




SPORTS CLASSIC 955を選択するという事。





955 純正風のボディーエクステリアフォルムをさり気なく大切にしたい!
この955スポーツクラッシックエアロの開発コンセプトはシンプルにこんな感じでした。
既に完成されたポルシェの955 ターボエクステリアデザインを一切損なう事無く、
そして違和感無く純正風に仕上げるデザインは違う意味での大きな勇気が必要となります。
さり気なさ過ぎてエアロの装着後に気が付いて貰えないかも知れないという問題点なのです。
矛盾しておりますが、知らない人が視たら全然判らなくて、
知る人が観たら充分にその存在が解る。
自然なフォルムでのエクステリアとは非常に難しいある種控えめな忍耐力が、
カタチを決めて行くプロセスの中で強く要求されるのかも知れません。
派手にその存在を誇示主張させれば妙な後付け感が不自然に残る。
さりとて控えめすぎれば装着させる意味すらも価値を失うという矛盾点のバランス。
ストライクゾーンにの隙間は狭くてそれほど余裕が無いのが現状でも御座います。
オリジナルデザインなんていう言葉の響きは大袈裟に聞こえるかも知れませんが単純なのです。
決められた場所と体積の位置が本来の理想的なボリュームを持つ事から始めました。




肉厚の黄金比という体積比のバランスが存在します。
製造メーカーとしてのポルシェ社の955 車両開発段階で、
悪路走行時でのシャーシプロテクトデパーチャアングルの隙間を、
マージンクリアランスを含めて大きく取らざる得ない条件がもしも存在していたら?
こう考えてみると理想と現実の隙間の方向性が自然と視得て参ります。
上のアッパーエクステリアフォルムに対して下側のシャーシが薄く削ぎ取られる結果になる筈でした。
ポルシェカイエンでSUVの究極な悪路オフロード走行をする人が一体何人くらい存在するのだろう?
世界中に販売させなくてはならない環境がそのデザインを安全マージンに落とし込む!
過酷なサハラ砂漠やドバイでの砂漠激走行も思案に入れられてあらかじめ計算させなくてはなりません。
簡単に開発段階でのエクステリアデザインマージンを逆流させれば失われた答えは視得て参ります。
車両開発での955モックアップ試作製作段階での理想的なボリューム観と、
レーシングフォルムの強い911シリーズ 997 RS-GT3のフロントシャーシエアロダクトの融合でした。
上品で違和感無くそれでいてポルシェらしく仕上げる純正風のデザイン!
仕上がって観ましたら想像以上に自然なフォルムでしぶくさり気なく完成してくれました。

加古 俊文






































































































































SPORTS CLASSIC 955を選択するという事。その続き!

またまた余談では御座いますが、
肉厚の黄金比という体積比のバランスが存在します。
自分が思うにポルシェカイエン955の上半身のデザインは、
非の打ち所がないくらいに考え抜かれてものすごく格好良いのに、
左右サイドフォルムのドアから下に掛けての処理の仕方?
ホイールからホイールを繋ぐ下半身が微妙にだらしないと感じました。
カッターナイフで削ぎ落したが如くのブツ切りデザインではありませんか?
ああああ〜これは購入後の後から純正アフターパーツを装着させたいが為の途中の段階なのかな?
とも期待感を持ちながらも前向きでポジティブな思考回路でそう本気で思っておりました。
でもアフターで装着させるバランスの良いサイドスポイラーが見当たらないのです。
待てど暮らせどそのようなパーツはポルシェ社からも、
アフターパーツメーカーさんからも残念ながら発売されませんでした。
あの天下のRUF社ですらも955フロントバンパースポイラーの開発のみで頓挫してしまったのです。
こんな中途半端な状態で放置されたらカイエン955オーナーも浮かばれません。

955リアバンパースポイラーも同じく、
純正スタイルはあまりにもチープで簡単なプロテクトカバースタイルでした。
SUV車両という任務がこんな中途半端なEXフォルムのまま販売市場に放り出されてしまうのです。
何処を探しても待てど時間が掛かっても存在が無いものは仕方がありません!
1から作ってしまえば良いだけの事です!
こうして955フロントバンパーエアロスポイラーの次に955リアバンパーエアロスポイラーと、
同じくラインとツラをフィティングさせるための955サイドスポイラーの開発に移りました。
長期での耐久性や材質劣化または変形の非常に少ない強化適合素材での製作でした。
商売ベースとしては成り立たず製品の初期開発費や原型の抜き型製作の費用やら出費のオンパレードです。
オーバークオリティーなんて言葉は商売ベースで大量生産出来ませんから当たり前の品質です。
永年使用したり観たり味わったり使い込んでも飽きのこないデザインこそが、
モノの価値を大きく超えた領域に存在する生き残りの愛情表現なのかも知れません。




加古 俊文