2014年6月26日木曜日

AMG E320T-3,6 鎌倉七里ガ浜〜箱根方面をドライブです。











Auto Fashion Factory Yokohama Inc
2014年06月26日 木曜日


RECARO  CSE   


 ちょうどAMG  E320T-3,6 ステーションワゴンも満20年を迎えました。
AMGの6気筒での最高排気量ストレートシックス3,6エンジンを搭載させたワゴン。
絶対的な速さではない非常に扱いやすいコントラーブルな操作性と、
アクセルを踏み込んだ時に感じるトルクのバランスそして回転フィーリングの面白さ、
運転する事の面白さとAMG  E320T-3,6 ステーションワゴンを所有する事の気持ち良さ、
かれこれ20年で2割増の自動車重量税としての税金問題も含めて、
AMG  E320T-3,6 ステーションワゴンを念願のスポーツトラックスタイルへと変更させました。
乗車定員は2シーター仕様で贅沢な2人乗り仕様へと変更です。
ということで後部座席はある意味トランスポーター荷室扱いなのです。

 色あせないAMG  E320T-3,6 ステーションワゴンの魅力と、
メルセデス 124スポーツトラックスタイルとしての新しい生まれ変わり、
贅沢な2シーター仕様には贅沢な座席を気分転換でスタンバイです。
本当はお気に入りのCクラを張り替えようかなとも思いましたが、
長年の歴史を刻んだ革の風合いと雰囲気はそのまま残し、違う車両へと引っ越しです。
ということで程度の良い新しくCSEベースモデルを左右で用意し、
新素材にて徹底的な素材を選択させての張り替え作業でした。
CSEと6プラットデザインは1980年代後半の、
AMGコンプリートに正式採用されていた伝統的なスタイルなのです。

 この時代のRECARO製品にはある意味
神懸かり的な品質過剰としての製品エネルギーさえも感じます。
それはまさに作品に近い芸術品というか想いが込められた伝統工芸品と申しましょうか?
運転姿勢を解析させたドイツ医療開発チームと工業デザイナーと製作者の熱き想いや、
人間工学を追求して行った結果に生まれた哲学のような凝縮された存在感すらも感じます。
この年式の車両デザインのインテリア空間にはやはりこの往年クラシカルな、
ブロックスイッチの規則正しい羅列でなければ雰囲気も成り立ちません。
この時代の素晴らしきRECAROシートを正しくレストアさせ、
奇麗に完璧な状態にまで蘇らせる仕事もまた楽しい作業行程なのです。


加古 俊文