2008年11月2日日曜日

セントグレース大聖堂で挙式


当店のピット長の榎本が本日目出度く結婚披露宴の挙式をさせて頂きました。
場所は東京都港区北青山3−9−14のセントグレース大聖堂で挙式でした。
榎本家と藤村家の目出度い結婚披露宴でした。


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世の中には第三者が想像しても決して外部からは理解できない出来事が数多く御座います。
発表されている多くの情報は実はあらかじめ操作されていて
しかもほんの一部分で御座います。
隠された問題点や点と点を結ぶ小さな手懸かりさえも
実は見つけ出すのには非常に難しい領域です。
何が本心や真実で何が表面に立ち塞がる立て前なのか?
その境界線すら判断できない曖昧で不透明なる時代で御座います。

一番理解するのが難しくミステリアスで謎なのは実は「人間の心」なのかも知れません。
朝から遊びに来られていた相模原市にお住まいの岡本力哉さんと
漠然とした抽象的な精神論のお話を沢山させて貰いました。
テーマは自分自身が理解しているつもりの環境が
本当は全然違っていた場合の心の衝撃度についてでした。

モノの考え方は本当に十人十色で御座います。
10人もの人間が存在していれば極端なお話し10人全員が考え方も捉え方も根本的に違います。
総和の平均値こそあれ、微妙に考え方が違ってくるそうです。
この考え方にその時の精神的タイミングと複雑な感情がミックスされてきます。
昨日と今日、明日とでは環境も感情も機嫌も違って当然です。
ある条件下に於いて時間軸と結びつけて考えないと一定条件なんてあり得ません。

人間の性格を単純な「善と悪」の2つに振り分ける場合に於いてもそれは当てはまります。
悪のフリをした善人か、その逆で善人のフリを続ける悪人か?
見たとおりの極悪な悪人と純粋な裏も表もない善人も統計的には存在しています。
結果が変動する可能性がある人が人生の時間軸で生きている状態では正しい答えが出せません。
最後に善悪が逆転する可能性がある以上、推定でしか状況は語れません。

この話は実はとても奥が深くて「神様と悪魔」の存在という 
果てしない宗教チックなお話にも繋がっていくのです。
これらの対極する両極単なる存在の意味とは何か?
簡単な関係では右手と左手のような同じ種の存在なのかも知れませんね!
光と影 善と悪 美と醜 勝ちと負け 生と死 男と女 愛と憎悪 上と下 右と左 
切っても切り離せない引力が互いに存在しているのかも知れません。

右利きだからといって残された左腕が一切不要という方程式にはなりません。
どちらもバランス良く大切だと思われます。
また右は単独では個別に存在できない大きな宿命でもあるのです。
左が存在しているからこその反対側に位置するのが対極の右側であり、
これによりはじめて右としての区別が可能という事です。

それでは善と悪の関係はどうでしょうか?
ヒーロー特撮もの映画で例を喩えるなら
正義の味方が正しく正義を主張するには、
物語を展開する上での敵対する対極の悪が必要となります。

これは泥棒の全く存在していない結束に守られた島国では
治安維持のため存在するセキュリティービジネスが殆ど成り立たないのに似ています。
ほぼ同じDNAを持つ瓜二つの双子が生まれたとします。
劣悪なる悪の環境において育つAと 最高の環境「善」において育つBの物語です。

Aはこの世には悪人しか存在しないと、
まるで悪の見本のような親に思考回路を徹底的に教え込まれて育ちます。
悪の世界で一番安全に暮らすためには
その世界の頂点に君臨しなくては本来の意味がないと
悪知恵まであらん限りに叩き込まれ厳しく教育されるのです。
これもある意味親からしてみれば最上級の子を想う愛のカタチであります。

もう1人のBは、すべては善人であるはずだ!
と小さいときから善をテーマに徹底的に厳しく教育されて育ちます。
あまりにも正義を必死に貫くにはそれなりのストレスが堪り、
湧き上がる動物としての邪念や本能は厳しく封印されて育ちます。
人格的にも善が前面に滲み出る完全なる正義を説く模範的な人生を強制的に送るのです。

50年後に双子はとある場所にて同じ顔をした人間に偶然出くわします。
裏社会のボスに君臨するAと 国の治安を守るポストについたBの再会です。
環境が違う2人は同じDNAを持って生まれてきても考え方も人生観も全くこの時は別物になります。
AとBのどちらが正解でその残されたどちらが間違いだという決めつける根拠は実はありません。
運命がそれぞれの環境を与え、その環境に従って精一杯に生きてきただけの話で御座います。

本当のところは 右と左 善と悪の決定的なる境界線は何も存在していないのかも知れませんね!
という抽象的なお話を岡本さんとしていました。
答えの無い世界が実は本当の世界なのかも知れません。
少なくとも生きている間に於いては!

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