ノンターボV8エンジン4,8リッターを搭載した955とは少し違うカイエン957シリーズのGTSで、
片道650キロ相当の場所 三重県は尾鷲市梶賀町へ行って参りました。
高速道路を使用して切り換えスイッチ「Sports」モードで長時間走らせました。
このファンクション「Sports」モードのフィーリングは運転席と助手席の乗り心地は、さほど長時間の運転でも大きな変化はありませんが、
後部座席の揺れは結構知らず知らずのうちに疲れるような微妙な揺り戻しがやんわりと蓄積されるそうです。
高速時のオートマティックの変速タイミングにもそれほど違和感や大きな不満はありませんでした。
長時間の連続長距離走行でも運転する者へ疲れを残さない適度な走り易さの味付けが感じられました。
デメリットというレベルではありませんが、制動力のフィーリングが多少甘いという声が上がりました。
運転者は家内でしたから踏み方にも当然個人差があり本人の思い込みによるところも大きく微妙ですが、
GTSに装着されている純正ブレーキはターボグレードと同じですが旧型のキャリパーでもあります。
初期のタッチがやや甘くリリースしてしまうような柔らかさを感じてしまい、
初期制動のローターを掴み実際に効きはじめるまでに多少の時間のラグがあるそうです。
純正オプションもしくは社外製品のカイエン専用の強化ブレーキシステムが欲しくなります。
せめてフロントだけでも大型のキャリパーとローターへ出来ましたら変更したいと正直思いました。
ホイールはポルシェ純正21インチが装着され295サイズのピレリーで高速走行燃費は約9キロ近くでした。
巨体と呼ばれるような車体重量の割には結構燃費の良い車両なのかも知れません。