AMGがまだ当時メルセデスベンツ社の傘下になっていなかった
1社の孤高のチューナズメーカーとして存在していた1990年代。
何処となく雰囲気の濃い決して言葉には表現出来ないような独特なるオーラーを纏っておりました。
誰もが知るビッグネーム AMG の3文字はエンブレムのみが市場を勝手に一人歩きして行きました。
風と呼ばれるようなエンブレムチューン仕様はあちらこちらに数多く存在しておりましたが、
正規登録されたAMGのコンプリートマシンや正規販売店経由でのディーラー車と呼ばれる、
本物のAMGと呼ばれるような車両の存在もある意味本当に数少なく稀でした。
何故?稀な存在だったかと申しますと、
AMG 車両販売金額が天文学的な数字で
なかなか手が届かない領域に位置していたからなのかも知れません。
それではそのAMGと呼ばれる車両とメーカー純正のノーマル車両とは何処が違っていたのでしょうか?
外見から判断すればエクステリアを妖艶に引き締めるAMG社製の専用エアロパーツを纏い、
最大排気量は同じでもそれなりのスポーツマフラーが奢られる。
アルミは当時はAMG社製のエッジの強く効いた16インチのモノブロックデザインでした。
ハンドルは黒い本革製細身の4本スポークのモモデザインが奢られ、スパルタンなインテリアが特徴でした。
ゼブラウッドのピースも多少は標準車両よりかは部品点数も多くスペシャルな室内でした。
エンジンはOHCの2000cc M102 4気筒エンジンを搭載。
全体の纏まり感もなかなか小振りの割にはワルで獰猛。
ドラ猫のような野性味溢れる魅力的なフォルムなのです。
このクルマの魅力は今やマニアックプレミアムな領域を理解出来るヒトだけとなりました。
ごく限られた大人のほんの1部のオーナーにしか理解されないと思われますが、
ソコが逆にツウの心を刺激するコンパクトなAMGコンプリートなのかも知れません。
2 件のコメント:
こん○○は!
縁があってこの車を買いました。
とってもすばらしい写真です。
ホームページに使ってもよろしいでしょうか?
こんにちは!匿名様!
AFFの加古と申します!
お褒めのお言葉有り難うございます。
190E-2,0AMG 本当に完成度の高い
良いクルマですよね〜!
それからホームページに使用頂けるとは
嬉しい限りです。どうぞどうぞ!
ご自由にお使い下さいませ!
加古俊文
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