メルセデスの500を上品に500らしく仕上げる方法。
WDB124036の専用エアロを装着させての望遠撮影です。
スターマークを取り除いた状態でのマークレス仕様の
ボンネットにAFFフロントワイドバンパーを装着させています。
外観上の特徴はS600グリルをボディー同色へとペイントさせて
フロントバンパーの3本の隙間「フィン隙間の間隔」を同調させています。
この199ブルブラペイントを施したS600グリルのクリアランスに
同じ大きさで揃えるとこのような完成度が滲み出て参ります。
フロントワイドバンパーはAFFのオリジナルエアロを組み込んで御座います。
バンパーモールプロテクターも1本モノで繋ぎ目の無いデザインです。
ナンバープレートの取付位置も低重心スタイルでの位置で
微妙に角度を付けてスラントフィッティングさせて御座います。
これにより面構えが低重心フォルムに見えますからワイド感にもさらに差が出ます。
小さな事の積み重ねでは御座いますが500が500らしく見える角度とアングルが御座います。
アルミホイールは90年代の一番AMGがAMGしていた頃のフォルムを再現です。
AMG 社製 3Pワイドリムの17インチはSL600 R129の特注サイズを装着です。
ディスク面はボディーと同じ199ブルブラで綺麗にペイントさせています。
新品箱入りの希少な絶版17インチアルミを贅沢にも組み合わせて御座います。
このサイズ普通では装着出来ない超ワイドサイズをさり気なく装着させる奥義。
ドンピシャリで500フェンダーとツライチにフィッティングさせて御座います。
AMG E500 6,0仕様にカスタムモディファイさせた大人の500スタイルなのです。
Toshifumi Kako
ついに500Eが大分に向けて出発しました。
写真や実車を横浜で何度も見ましたが、
こんな格好良い500は無いと私は思っています。
ここまで仕上がった500Eを探すことは、
かなり時間とお金が掛かると思います。
どこから見ても隙のないこのクルマですが、
どうやら私の琴線に触れたようで
自分のクルマとしていつまでも
維持しておきたくなって来ました。
私は124が大好きですから、
その頂点に存在する500Eは
絶対に所有しておかなければならないクルマなのです。
しかし、10,400台そこそこしか
世界にむけて販売されておらず、
そのうち日本には何台あるのでしょう?
国内にある500Eのうち、
何台が販売車両として市場にでているのでしょう?
そしてそのうちの何台が
程度が良いと思われる個体なのでしょう?
仮にそれを購入したとして、
このクルマのように仕上げると車両金額から
さらに一体いくらのお金が掛かるのでしょう?
そう考えたときに私はどうしても
この500Eがラストチャンスと思われてきたのです。
あと数日で大分に届きます。
元々は販売を依頼されていたこのクルマですが、
私には商品としては見ることができなくなりました。
なんとも悩ましいクルマです。
廣川 俊憲
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