AMG C36の魅力
当時新車で1千万円相当の部品で構成されて出来上がっていた優秀なる個体。
製造年月日が1994年式ですと今から約18年相当も前の車両なのです。
このかつてのAMG コンプリートが現在は格安リーズナブルに販売されているからといって、
天井知らずに何でもカンでもと無条件に修理メンテナンスを施して行く訳には行きません。
時代に即したリーズナブルに蘇生させる絶妙なるバランス感覚と言うものが存在しております。
タイヤもお値段の張るようなメジャーブランドで全部新品で交換させるのではなく、
最近クオリティーが異常な程進化して来た輸入タイヤの中からバランス良くチョイス&セレクトなのです。
このタイヤを交換させる時に気になるのが実はアルミホイールのキズやらカビやらクリアー剝がれです。
AMG C36 コンプリート販売時の適正サイズでは225/45ZR17が標準で奢られております。
中古で手に入れられた時にはタイヤサイズは225/40R18 &235/35 R18の組み合わせ、
AMG モノブロック18インチサイズF : 8,0J R : 9,0J がこのC36へは装着されておりました。
ご覧の通りリムはパリパリのクリアー剝がれに,
しかも血管のような不気味なカビが走り、
アウターリムはガリキズだらけでとても観れたものではありません。
精神衛生上タイヤが4本新しくなったとしても、
これでは折角のスペシャルマシンとしての
本来のAMGを満喫するような余韻や気分すらも感じられません。
ということで選択種は2通りです。
思い切って17インチへとサイズを戻してダウンサイジング化をはかります。
タイヤサイズは225/45R17の4本使いです。これまたパターンがレーシングな左右比対称モデルです。
その時にはお約束のブラックアウト化でセンターを199ブルブラペイントで気分転換です。
室内のスエーディッシュバーチウッドブラックのスペシャルインテリアは、
これまた天然ウッド特有の問題点で課題だらけです。
微妙なヒビやクリアーの中が割れるクラック混入のオンパレードです。
これを適度に修理する方法が御座います。
フロントグリルは同じく純正タイプのモデルを199ブルブラでオールブラックへと塗り直しです。
インテークチャンバーの2カ所の取付ステーも熱劣化でボロボロの割れております。
ここも局部修理でステーの作り直しです。エンジンメインハーネスの交換とバッテリー交換、
タペットカバーの交換にエンジンオイルとATFオイルの交換くらいでしょうか?
それからこの車両で気になるポイントはリアのスモークフィルムの貼り直し作業くらいでしょうか?
適度な蘇生復活劇を楽しみにしていて下さいませ!
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