AMG C36 SPORTS 202
小さなCクラスボディへ扱い易い強心臓を押し込んだなかなかの優れもの!
C280ベースのボアアップ排気量 3600cc DOHCストレートシックス
直列6気筒エンジンを詰め込んだドイツ工業製品黄金期 最後のAMG !
大量生産され市場に溢れた人気車種だけあって金額も非常にリーズナブル。
年1萬キロ平均走行でも約15萬〜18萬キロが妥当な距離と時代へとなりました。
国産車ならさすがに過走行と思われがちですが、
基本構造と根本的な造り込みが全然違います。
この手の車両はそれ相応なるメンテナンスもそれなりに行き届いており安心です。
当然消耗部品は前オーナーによって正しい時期に交換され、
適度な故障箇所もそれなりとはいってはなんですがキチンと手が入れられております。
程度極上なんて車両を今から中途半端に探すのではなくてあえて逆の発想です。
時代相応の魅力を現状維持の状態から自分流に満喫なのです。
AFF流のカスタムモディファイの提案とご案内ではありませんが、
まずはお約束の90年代初頭のAMGがまだまだメルセデスのメーカー傘下に、
なっていなかった頃の懐かしき時代へとタイムスリップです。
本来であればこのAMG のC36を皮切りにメーカーへと組み入れられた歴史を持ちます。
天の邪鬼精神の面白さ、ボンネットのマークレス仕様はスリーポインテッドスターを廃し、
孤高のドイツチューナーズ時代へとその当時の雰囲気を間接的に高めます。
トランクも序でにマークレス仕様で、
スリーポインテッドスターマークの取り付け穴3カ所を穴埋めペイント!
グリルは標準ノーマル仕様のタイプをブラックアウトさせるだけで、
それだけで黒いメルセデス特有のワルの雰囲気が自然に滲み出ます。
この車両はコンパクトボディーのCクラスですから、
本格的なマフィアチックのような筋金入りの怪しげなワルでは無く、
中学生の不良程度のグレたちょっぴりとした可愛らしさが最大の魅力です。
この車両はフロントガラスが飛び石で傷だらけでしたから、
社外の格安ガラスへと新しく入れ替え交換でした。
タイヤは新品でリーズナブルな17インチ輸入タイヤを4本新品で装着です。
アルミはAMGのモノブロック17インチをセンターだけ199ブルブラペイントで、
ホイールは無惨にもコリコリキズで情けない状態のリムのガリ傷も4本同時に修正でした。
その他のメンテナンスはお約束の液体関係の見直しです。
ATFのフルードを交換、エンジンオイル交換、プラグの6本交換、デフのオーバーホール、
室内のヒビだらけのステアリングを修理で新しいブラックウッド加工で蘇生。
インテリアのヒビだらけのウッドパーツも全部綺麗な時代へとリフレッシュ。
ボンネットとフロントバンパーとリアトランクそしてグリルの199ブルブラへと色塗り、
足元はAFFオリジナルのKAROマットで適度にインテリアを明るくさせてみました。
ここまでのカスタムモディファイはモチロン義務でもなんでもなく、
自然とこのAMGに対して本当にそうさせて頂きたいと思う自らの意志でした。
ある種の敬意と尊敬を込めた純粋なる気持ちなのですから本当に楽しいですね〜!
AMG文化を簡単なレベルで蘇らせる202カスタムモディファイの奥深さ!
加古 俊文
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