ポルシェカイエン955という存在を根本的な立ち位置から考える!
955シリーズのカイエンという存在。
これはスポーツクーペの911シリーズと比べるとポルシェらしさが漂わない!
もしくはポルシェテイストが滲み出ていないボディースタイルなのかも知れない!
そんな風に思われがちですが、実際のところはどうなんでしょう?
こんな質問を以前良く耳にしました。
ポルシェという自動車メーカーが製造していれば、
紛れも無くそれはポルシェなのですがそうでは無い何かが余韻として残ります。
原因はリアのフォルムからポルシェらしさが漂って来ないからなのかも知れません。
どちらかというとアウディー風のテールランプデザインで、
リアビューのインパクトが妙に大人しい控えめなる雰囲気なのです。
ポルシェの最大の魅力はなんといってもその後ろ姿のバックシルエットに御座います。
そこで考え出したるフォルムが955専用のダックテールデザインとしてのフォルムでした。
リアから眺めた時に感じるリアの独特なるポルシェらしいフェンダーラインを、
全体のデザインを崩す事無く上手に引き出す為には何をすれば良いか?
こうして955ダックテールは試作モデルを乗り越えてようやく誕生致しました。
違和感を感じさせないデザインとしての黄金比はもちろん、
955の外観に無理なく溶け込むような自然なフィッティングラインと各部造形美の処理、
素材の耐久性や肉厚の強度、空力抵抗CD値の向上はもちろん美しさの追求。
簡単そうで実は凄く難しい問題を数多くクリアーさせながら時間を掛けて開発させました。
知らない人がみたら全然気が付かない自然な曲線美とフィッティング!
カイエンのオーナーさまが街でさりげなく見掛けたら一発で判るその洗練されたスタイル!
深き造形美と控えめでありながら上品に筋肉質!これが本質的な955美学なのかも知れません。
加古 俊文
Nikon D300S
TAMRON
SP 150-600mm
F/5-6,3 DI VC USD
(Nikon用)
DX 225~900mm
Photo by Toshifumi Kako
NikonD300Sで撮影でした。
NikonD300Sとの組み合わせは
TAMRON社製の最新型望遠レンズを選択です。
SP 150 mm~600mmの望遠ズームレンズなのです。
今までがSIGMAの150mm~500mmを使用しておりましたが、
ピントもスピーディーでキレのあるレスポンスです。
900mm相当の画角は何ともいえない圧縮効果が得られます。
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