最近AMG C36が密かに増殖中なのです。
この後、燻し銀の3号車も順次到着する予定です。
名器 M104型 3,6リッターエンジンの搭載された、
AMGのフルコンプリート車両が程度やコンディションも良く、
ある意味信じられないくらいのコストパフォーマンス領域なのです。
確かに距離を考えたら過走行気味と判断されるかも知れませんが、
道路環境と使用される距離こそ違いますが、
ドイツ国内の平均走行距離数が30万キロ〜50万キロが普通の基準で考えたら、
この程度の距離ではまだまだ本当の意味での過走行でも何でもありません。
新車販売価格が当時は1000万円近くと割と高くしかもディーラー車両が多い日本国内。
このAMG C36の環境ですから整備もそれなりに行き届いていたクルマも実際には多いのです。
日本の「年に1度の重量税」という税金システムが元凶かその恩恵なのかは知りませんが、
1994年式〜1995年式の車両ですと、さらにカウント10%増しの嫌な時代に突入する関係上、
2000ccの4気筒エンジンを搭載されたスタンダードな標準ノーマル車両に比べると、
この年式のC36が逆転現象が起き非常にリーズナブルに入手可能となるのです。
買い側にしてみれば売り側のデメリットはひっくり返せば、
想像以上に大きなメリットと恩恵を間接的に齎してくれるものです。
税金が多少高くなるといっても比べたら多少のエキストラチャージ程度の金額なのです。
その僅かな差を回避させるために多数決の世界では人気低下の為に放出モードになるのかも知れません。
本当の価値とはいったい何なのかを個人的にも深く考えさせられる良き時代となりました。
構成部品の1つ1つを考えればAMG社製の3,6リッターM104のコンプリートエンジンや、
EXエキゾーストマフラーやハードな足廻り、インテリアを構成する特殊な素材でのウッドパーツ、
外装はAMGのフルエアロが纏い、17インチのモノブロックAMGアルミも装着されて、
異常な程の割安感となってこのAMG 車両は市場に普通に日の目を浴びずに溢れています。
あまりにも装備が特殊過ぎると通常一般受けしないのは仕方の無い事かも知れませんが、
AMGが一番AMGらしかったあの頃のテイストがしっかり残された、
ドイツ工業製品が熱く加熱していた黄金期に造られた筋金入りのコンプリート車両でもあります。
これをクルマと考えたら頭がおかしくなりますから、
AMG 部品の集合体に運良くも車検が残り、部品の集合体のまま道を走らせる事も出来る!
こんな考え方が出来ればモノの見方や評価も多少は違って来るのかも知れません。
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