2013年5月19日日曜日

ポルシェカイエン スポーツクラッシック955のエクステリアフォルム。その3






2013年05月19日の日曜日

ポルシェカイエン 955
Sports Classic Heritage Bamper Spoirer KITを装着させた
ホワイトターボをAFF前の道で前後2枚を撮影でした。
この955スポクラエクステリアフォルムに目が慣れてしまうと、
不意に街でスレ違う標準の955ターボの全体的なイメージが違って観得て来ます。
頭の中で基準値が入れ替わるからこその錯覚かも知れませんが、
その雰囲気の違いは想像以上に結構大きくデザイン面へと作用して参ります。
エクステリアに対しての基準がいつの間にか入れ替わるという事は、
個人的に感じる外的センスが進化したのか変化したかのどちらかなのです。

好きか?嫌いか?それだけでイイ!

初期型カイエン955の完成されたデザインからマイナーチェンジが施され、
957へと時代の流れは丸いフォルムからやや適度な流線型へと推移しました。
デザインなんてモノは正直どちらが良いとか悪いとかの概念なんてのはなく、
観た感じの雰囲気とかシルエットとか簡単純粋には好きか嫌いか程度なので御座います。
ベースの基本骨格デザインを肯定的に受け入れて更なる追求を施すのが、
カスタムモディファイのキッカケでもあり始まりなんだと思います。
この自分の車両に対して適度にカスタムモディファイを施してもイイかなぁ〜?
と、そう本気で思える気持ちが純粋に心の中で熱く芽生えたとき、
それはその所有されるクルマを好きになった1つの証拠なのかも知れません。
自分流に本当に好きなフォルムへ少しだけ近寄れる瞬間でも御座います。

911の面影をさり気なく955に投影出来るからこその大人の洒落心なのかと思います。

ポルシェらしさを追求してもカイエンはカイエンで御座いますから、
所詮は911シリーズとは基本構造からして違います。
生まれは同じメーカーで製造されている、
カテゴリーの違うジャンルの個性的な車種なのです。
ここ最近、車高が高く4WD車種の分類を、
新次元な車種の位置付けで考えた1つの流れが御座いました。
SUVというカテゴリーが誕生してステーションワゴンの領域からは、
また微妙に違った新しいカテゴリージャンルへと955は辿り着きました。

バンとワゴンの違いは確かにあるけれど!

それでも旧き体制の日本の陸運事務局の車検システムで判断すると、
車検証上の右上の小さな欄にはカタカナでボディー形状が表記されております。
車体の形状 ステーションワゴンという類別で認識されている自動車カテゴリーなのです。
輸入する日本側の自動車車検制度で見た場合のこの955というクルマは、
ポルシェというドイツの自動車メーカーが造ったステーションワゴンという意味なのです。
シンプルに整理してみると自家用、5人乗りのステーションワゴンで登録されています。
つまりは紛れも無くポルシェワゴンという位置付けなのかも知れません。
ベンツワゴンという言葉は良く耳にしますがポルシェワゴンという言葉は聞き慣れません。
車高が低く開閉式リアハッチ構造を持つボディー形状の5枚ドアをワゴンと表現するのでしょうか?
微妙なこれらの分類上のカテゴライズドの境界線はモチロン御座いますが、
乗り降りの低いボディー形状で荷物運搬用のシューティングブレイクワゴンとは違った存在。
紛れも無くこのカイエンというクルマはポルシェワゴンなんだと思います。

バンやワゴンという表記があるのなら荷物運搬専用車で登録するのなら、
極端なお話で考えると1ナンバー分類での登録なんて出来ないのかな?
そんな事を思うようになりました。3ナンバー乗用車登録ですと税金は88000円です。
1ナンバー貨物登録ですと税金は8,000円とすごくリーズナブルなメリットが御座います。
大昔にランクルの3ナンバー車両を8ナンバーキャンピング登録で頑張った時代もありました。
マイノリティーな少数意見では確かにこれらの領域は成立したのかも知れませんが、
大勢大多数の高額納税オーナーがブームにあやかり船に乗りはじめると時間の問題で沈没です。
抜け穴的な恩恵を持つ都合の良いシステムは法律によって自動的に改正されてしまいます。
エコカー減税とか排気量の小さなクルマがこの法律と税金の関係で人気急上昇なのです。
小さな決まったデザインの控えめなコンパクト省エネクルマで燃費が良いのと引き換えに、
クルマが大好きだった本当の自分らしさとか構造的な安全性を犠牲にする時代なのかも知れません。
誰しもが乗る大衆的な賢いクルマは知的ですが今1つ肝心な雰囲気や洒落心が足りません。
現代の若者の大きなクルマ離れの構造はこうした社会的なブームで煽られ、
憧れるような大人の格好良さを犠牲にして来たツケなのだと思います。
大昔に憧れを感じたからこそ今の時代のセンスが創り上げられているのだと思われます。

ということでカイエンの面構えをほんの少しだけ格好良くさせる事が、
結果的には日本だけでなく世界的にも明るい未来へと繋がるのかも知れません。

加古 俊文









































































































































































































































































































































































































































































































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