2012年09月23日の日曜日
飯尾さまのブラックカイエン957が入庫しました。 ターボパワーバルジボンネットとターボエクステリアから、 今度は最新式の957スポクラエアロフロントセクションの装着です。 純正標準のナンバープレートが直接フロントグリルの大部分を占領しているこの状態から、 スポクラエアロを装着させる事によりローアングルへと、
ナンバープレート装着位置が適度な位置へと大きく進化します。 左側と右側のそれぞれのカイエン957で、
2台を見比べて頂けると変更点が具体的な画像により深く理解して頂けると思います!
ナンバーを固定させる取り付け専用マウントの座台を、
製品のセンター部位へとASSY 設計により専用に開発させました。
純正では装着させる場所が最初から存在していないため、
アタッチメントパネルで仮固定されておりました。
専用設計の強みは最初からスラント角度と適切な位置へと、
この日本規格の気になる微妙な大きさの邪魔なナンバープレートの存在感を、
違和感のない位置と移動させ適切な角度へと固定出来る、
理想的な仕組みが最初から実現出来る大きなメリットと変更点なのです。
せっかくのポルシェが考え出したフロントグリルの迫力ある開口部のデザイン処理が、
取って付けたような道路交通法が決めた小さなお約束事により、
世界基準からのフォルムの概念からは大きく壊されているようにも感じました。
この昔ながらの不格好なる大きさの日本式ナンバープレートの微妙なサイズの装着が残念ながら、
自動車の持つ面構えを壊し全体の雰囲気すらもある意味台無しにされていました。
ナンバープレートの位置変更だけでも充分に格好良くなる957カイエンのエクステリア。
不格好なスタイルが個人的に嫌だからといって、
ナンバープレート無しで公道や道を車両走行させるわけには行きません。
ナンバーの数字や記号がキチンと第三者に正しく読み取れて、
しかもそれほどデザインに悪影響を与えずにさり気なく目立たない理想的な場所へと、
移動させるという簡単そうでスゴく難しき面倒で複雑に矛盾する小さな問題。
専用ボルトで固定させる一体式のメリットは強度の確保と違和感の無い装着方法。
こうした小さな変更点の積み重ねこそが957カイエンの、
カスタムモディファイの世界では重要なポイントなのかも知れません。
腰高な純正スタイルから車高をそのまま下げずに適度なローフォルム化を実現。
957独自の迫力やポルシェ957エクステリアデザインを一切崩さないさり気ないセンス。
加古 俊文 |
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