2011年7月30日土曜日

957シリーズのカイエンGTSを堪能。














































































































































































































カイエン955シリーズ「2003〜2006」から、
マイナーチェンジが施された957シリーズ「2006〜2009」
という事で、早速 2008年式のカイエンGTSを運転してみました。
ノンターボグレードNAエンジン4,8リッターV8を搭載し、
外観は獰猛なターボエクステリア&インテリアとしての特別仕様が、
メーカーから発売されていたのですから丁度面白い位置にワングレード追加という設定でした。
955時代にもしかしたら?このターボとSの中間にGTSグレードというモデルが存在していたのなら、
それはそれでまた違ったジャンルの魅力があったのかも知れません。
ターボのさらにその上に「ハイパフォーマンスエディション」や「ターボS」が追加されたのですから、
天文学的な数字へと進化してしまいそうです。

955オーナーはあえてグレードSを購入されエクステリアをターボルックにされるオーナーも多く、
カスタムモディファイの本当の醍醐味が実はこのあたりに仕掛けられていたような気もします。
購入されてそのままのスタンダード基本仕様状態「純正の吊るし状態」で乗るにはやはり面白くありません。
それは全てのグレードのどれをを所有されているオーナーにも何となく当てはまります。
昨日とは一味違った今日をさり気なく楽しみたい。
955&957カイエンのカスタムモディファイの進化には、
当然ながら所有されるオーナーのセンスの「旬」という感覚が同時に求められます。
知らない人が視たら全然その区別も解らないのですが、
詳しい箇所を知る人が観たらそれは当たり前ですが歴然と違うのです。
ターボグレードは最初から完成されていて後から手を入れる余地がある意味少ないような気もします。
でも徹底的にカスタムモディファイを楽しまれる人にはこのグレードの設定は関係ないようです。

957 カイエンGTSの室内インテリアの進化具合は、
ある意味オーナーにとっても理想的なマテリアルとデザインが奢られる事になりました。
適度なスポーツシートにレザーの使い方、アルカンターラ仕様の天井やリアシートの肉盛り具合。
955カイエンにそのまま移植も可能な基本デザインと共通部品の数々、
ポルシェというメーカーの進化具合の早さ「速さ」とそれなりのセンスの加速度を感じます。
GTSというエンブレムを冠したモデルは盛り沢山の特別装備が施されて、
それでいて車両販売の設定金額も相当リーズナブルにまとめてあるところが大きな魅力だと思いました。

2011年07月28日の木曜日。
このカイエンGTSで第三京浜高速道路〜横横経由で、
三浦半島最南端は城ヶ島までフラリとテストドライブがてらに運転してきました。
乗ってみるとこれがまたカイエンGTS適度に楽しい設定が施されていて優秀な造り込みなのです。
疲れ知らずなATのそれなりの加速感と自然なフィーリングがなんとも気持ちが良いものです。
崩さずにセンス良くこのGTSグレードを弄る。
テーマは足し算ではなく削ぎ落して行くシンプルな引き算なのかも知れません。



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