長い歴史を持つお馴染みの鉄金庫、30年間その外観がほとんど変わらない無骨でシンプルな鉄の箱、この鉄の箱にAMG社製のトルクフルなNA V8エンジンを搭載させた2000年式のゲレンデW463 AMG G55Lコンプリート、変わらず人気であり続けているAMG のGクラスは時代に左右されない独特なるデザイン。 かれこれ15年も前のかつての AMGを今更ですがイメージチェンジさせて見たくなりました。AMG G63 ここまで来たらG65も同じです。見栄を張るとかなんちゃって仕様で本来そうでもないのに思い切り背伸びするという言葉は何かチープな陰を含んだ微妙な後ろめたさを感じます。なんちゃっての美学は、これはこれで第三者を間接的にそう思わせるという類いの騙しの世界では御座いません。実は、なんちゃっての世界にもそれなりのルールが存在しているのです。なんちゃってを楽しむ為には本物とはまた少し違うという意味の「仕様」という言葉を引用させます。もどきではありません。正体は実はそうでは御座いませんという意味の表記を最初から唱わなくてはならないのです。造形美だけ手に入れる手法は今に始まった事ではなくメーカーが製造する純正ディーラーの販売網でもカタログモデルとして表記されるAMGデザインパッケージと表現され数多く販売されて参りました。AMGデザインパッケージ と読んで字の如く「仕様」なのであります。でもこのW463は一応正真正銘のAMGコンプリートモデルなのでございます。仕様は仕様でも年式の違うAMGということであります。2013年仕様の全てが好きな訳では御座いません。ノーマルのG550Lの魅力的な部分とAMGコンプリートのステキな部分を融合させ自分勝手なオリジナルコンビネーションでも良いのかも知れません。まあこれからの変化を楽しみにしていて下さいませ!
加古 俊文
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