AMG C36 SPORTS SEDAN AFFALTERBACH GERMANY
新車当時は約1000万円相当の車格に追加オプションやら税金やら、 諸々の手数料を含めて約1100万円相当だった憧れのC36スポーツセダン。 エンジンはL6 DOHC M104 排気量2800ccベースにAMGチューニングが施され、 総排気量 3600ccまでにボアップで快適なコンプリート強心臓が与えられました。 耐久性もバランスも吹け上がりも申し分無くストレート6の魅力が炸裂です。 小型軽量ボディーのコンパクトなセダンにこの3,6の心臓を積む本当のバランスとは、
このCクラスより一昔前に生産されていた小型ボディーW201と呼ばれる 190E「1982年にメルセデス・ベンツ初のDセグメントとして発表され、 後継のCクラスが登場する1993年まで12年に渡って生産されたモデル。 W202が登場する以前のメルセデス・ベンツ」 このW201 /190E中古車両に思い切ってC36もしくは, E36TのM104/3,6リッターAMGエンジンを丸ごと移植してみよう! そんな無謀にも近い計画が御座いました。
M104 型 エンジンのマウントからAT本体ASSYの移植、 コンピューターでの別駆動での配線の見直し、 純正車両側メーター配線の改良、 マフラーのジョイント、エンジンメインハーネスと、 エンジンマウントの受け皿部の加工、 水回りのラジエーター類配管とホース類の製作、 その他諸々で想像以上に莫大なるコストが掛かる現実に直面でした。 こんな難しい事をせずにも後継機のW202をそのまま乗った方がマシ? 確かにその通りです。結論はそのような膨大なるコストの関係で見送りました。
そんな昔の夢物語を真剣に語り合う良き時代も御座いました。 今ではディーラー車 AMGのコンプリート車両が丸ごと1台ASSYで購入しても、 ええええ〜っ!と、本当に信じられないようなお手頃価格の超破格値! 安過ぎて不安です!と言われてしまうくらいにお値打ち価格なのです!
自分たちはある意味パーツ大好きな 部品屋ビジネスでも御座います。 M104 3,6 リッターのエンジン コンプリートをドイツ本国から取り寄せたら幾らか? AMGの起動メインコンピューター ASSYにEGASユニットの組み合わせ、 特殊でややハードなビルシュタイン製の足回りや AMG EXエキゾーストマフラーや、 それから280KmAMGフルスケールメーター、 スエーディッシュバーチブラックウッドの インテリアパーツASSY, 同じくスエーディッシュバーチブラックウッド素材の 39πのスポーツステアリング、 ドアエントランスモールのAMGのロゴのあしらわれた モール4枚 本革スポーツレザーシートにAMGの外装エアロパーツ一式、 ディーラーコンプリートであれば アッシュトレイのAMGレターまで、 これらの部品は現在でもオーダー可能ですが パーツは新品価格で注文となります。
何処かの誰かが、 ノーマルのW202 C200を1台車両を持ち込んで、 誰が視ても全然判らないような、 完全AMG C36バージョンにして下さいなんて言われたら! それこそこれらのパーツは何なのか?とおもうくらいにお値打ち価格なのです。 時代は本当に素晴らしいチャンスを与えて下さいました。 |
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