2011年3月29日火曜日

美しき制動装置の妖艶な存在感。





































































































































































































佐々木様の955カイエンターボへ装着させるポルシェのPCCB風ブレーキシステムです。
存在感と艶を眺めているだけで機能を超えた引力すらほのかに感じてしまいます。
フロントのブレーキシステムは500HPのハイパフォーマンスエディション専用キャリパーと、
大型2ピースブレーキローターキットの組み合わせです。
リアはカイエンターボSの最終モデルから流用させて頂きました。
繰り返されるブレーキシステムの改良に対してこれだけ短期間に色々な車両へ、
開発が繰り返し繰り返し行われた車両もある意味特別なんだと思います。

こんなにもハイスペックな魅力溢れるパーツが、
ポルシェの純正機能部品として普通に存在しているのですから本当に驚きです。
優秀なる部品をただ取り寄せて普通に加工無しに車両へポンっと装着させるだけなら、
それほど珍しくもありませんが、今回は前後のブレーキキャリパーを、
RUFスピードイエローカラーへと耐熱特殊ペイントを施しました。

永年の使用に対しても決して艶が退けない特殊塗料と、
その下地処理の徹底した平面面出しの美しさへの拘りようです。
ロゴはワンタッチなステッカー処理ではありません、
またカラーは前回のコバルトブルーレターから控えめでありながら、
さり気なくグレー50%の上品な色のコンビネーションと雰囲気で仕上げました。

平面塗装に美しく馴染みの良いシルク加工での特殊フラットレターイン製法なのです。
それから平面素材の純正ローター4枚へはバランスの良いドリルド加工を施しました!
装着の際には前後4カ所全部のブレーキホースも同時に新しいタイプへと交換し、
ボルトから関連部品に至るまで全て総リフレッシュで交換作業なのです。
赤いRUFロゴはキャリパー本体の背中下側へとブレンボロゴと同時にさり気なく入れました。
ホイールの内側のクリアランスが大口径でギリギリ見えませんが、
オーナーのみが理解出来る裏地に拘るチラリズムの魅力なのでしょうか?
逆にそこが能ある鷹はロゴ隠すでは御座いませんがセンスとポイントの高さなのです。
ここまで追加でカスタム出来てしまうほどの情熱的な955カイエンのポテンシャルの深さ!
究極の面白さを間接的にですが垣間見た思いです。完成装着後の写真をお楽しみに〜!


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