2014年11月18日火曜日

99というキーワード OLD NAVI  


















Auto Fashion Factory Yokohama
2014年11月18日の火曜日

1999年に入手の白黒パンダ
OLD NAVITIMER 

白文字盤 18WG  Limited 99 

今から遡る事約15年くらい前の出来事で御座います。
当時はノストラダムスという世界的に有名なフランス人の占い師さんが、
生きていた時に残された意味ありげな予言なるお言葉と、
その抽象的な記録が色々と世間を賑わせてくれておりまして!
もしかしたら本当にそのような事が起きるかも知れない!
と終末論を数%くらいの確率で信じておりました。
その時に自分にとって記念で残せるとしたら一体何が出来るのだろう!
1999地球滅亡記念に 
このナビタイマー1999を記念でGETさせて頂きました。
この記念すべき腕時計の裏蓋にはネームを色々と刻んで頂きまして、
西暦1999年当時はちょうど33歳のゾロ目の年齢なのでした。
人間が生きていた時の故人の痕跡を語る人生の記録なんてのは、
墓石以外ではこうした身に付けていた腕時計くらいでしょうか?

思い入れが残る形見やメモリアルとしての小さな面積で御座います。
何歳の時に何を手に入れたかなんて忘れてしまいそうです。

自分の持ち物にはキチンと名前を書きましょう!
なんて小さな時から叩き込まれた教えが御座いまして、
途中で売ったり手放したりしない意志と心掛けで、
裏蓋には入手年齢とネーミング加工をしっかりと施します。
思い入れの強きコレクションには出来る限りにおいては、
こうした刻みを入れるようにしております。


期間限定復刻のナビタイマーの白文字盤と違う場所は、
現行のジャパンエディションの文字盤エンブレムが薄い金の色では無く、
明るめなシルバーロゴとケースの素材が違うくらいでしょうか、
かれこれ15年の月日が経過しても、
色褪せる事無く気持ちも変わらずです。
その前には1990年に入手した同じくステンレススティール製の
オールドナビタイマー白文字盤が御座います。
こちらは今から丁度24年前に入手ですから当時は24歳の時でした。
24年の月日が経過しても色褪せる事無く気持ちも変わらずです。
現在は48歳で2015年の02月で49歳と深化します。
老化ではなく年齢を重ねて行くのは、
深化と表現するように心掛けております。
思い起こせば時間が十年単位で経過すると、
ぼんやりと何となくその意味や本質が理解出来ますが、
こうして衝動的な決断によって手に入れた機械式腕時計って
自分が思い描いていたイメージや想像以上に永く愛せて、
しかもいつまで経っても全然飽きが来ません。
鉄の塊としては大型自動車や装備満載のクルマに比べれば、
面積的にも質量的にも、すごく小さなものかも知れませんが、
それなりに自分にとっての思い出や歴史も深く味合えます。
流れゆく時をお金で買う事は出来ませんが、
歴史を手に入れたと思えばそれはそれで結果的には安いものです。

加古 俊文




















































































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