2010年6月21日月曜日

124 複数台所有の素晴らしさ! 220と420で総和が640

























































































































































































































































































クルマが似合うようなさり気なく格好良い大人が少なくなりました。


子供達がこんな言葉を口にするようになったら
それは悲しき時代の幕開けなのかも知れません。
この場合の格好良さとは姿カタチの外見ではなくヒトの生き方そのものなんです。
小型低燃費や環境問題の事を考えたら確かに小さくて
燃費の良い高性能な最近のクルマに軍配が上がります。

大排気量車やド級のスーパーカーとまでは行かなくても
さり気なく渋いカーライフを送る趣味の大人が最近激減して来たようにさえ思います。
賢く無駄がなく背伸びをせずに低燃費なマイカーを選択するエコの時代。
そこには憧れや格好良さを犠牲にして成り立たせている窮屈な世界観が存在します。
みんなで我慢する事により環境が維持されるのは理解出来ますが
残念ながらクリーンな環境問題を考えると遅延させている程度にしか過ぎません。

軽量、小型、低燃費を手に入れる為には
反対に犠牲にしなくてはならない大きな問題点が残されます。
安全性、耐衝撃乗員保護の強度とパッケージング問題、
車両骨格の基本強度がそれに当てはまります。
事故をして簡単に壊れてしまうような自動車が
本当に基本的な強度やその安全性を確保しているというのでしょうか?
メルセデスベンツのEクラスの頑丈なボディーは20数年経った今でも変わりません。
家族が安全に、もし万が一に事故に遭遇しても
パッセンジャーゾーンを守り切る安全性の確保がしっかりしているクルマこそ
本来の低燃費や軽量化より重視されるべきだと思います。

時代に流され、流行を追掛けるのも間違いではありませんが、
クルマ本来の存在感まで無くしてしまったらそれこそ意味すらありません。
心底惚れ抜いて好きで好きで堪らないクルマとの
熱き時間軸をこれからも大切にして行きたいとそう思いました。

少々前置きが長くなりましたが、Mさんの複数台所有の宴では御座いませんが、
実は世の中にはこの124の複数台所有者が信じられないくらい沢山おられます。
ワゴンボディーとセダンボディーで排気量を変えて楽しまれる方達です。
それぞれの個性とそれぞれの使い勝手の魅力です。
Mさんはブルブラの220ステーションワゴンを所有されながら、
増車でセダンE420ワイドを追加選択されました。珍しいグリーンボディーの420です。
V8 M119エンジンを搭載して2000回転で時速100キロを軽く超えるトルクの世界。
124の最大の魅力でもある500オーバーフェンダーセダンのシルエットも堪りません。
AMGが憧れだったあの時代に視たエクステリアデザインとそのフォルム。
17インチ3ピースのAMGアルミとワイドフェンダーのコントラスト!
当時80年代に心掻き乱された熱き想いが今蘇ります。
あの頃の格好良い大人達が世の中に沢山存在してくれていたおかげで
こうして引き続きクルマ社会としての現在があるのかも知れません。
文化や文明は正しく引き継がれなければ本来の意味すら持ちません。
Mさんの近所に住んでいる子供達は間接的に幸せです。
モチロン憧れや格好良さのベクトルはヒトによって全然違いますが、
それでいいのです。1%の好奇心が将来大きく爆発するかも知れないのですから!

撮影に使用したカメラは今回はFUJIFILM社製のS5 PROをスタンバイしました。
NikonのD200ベースで完成された機材です。レンズはVRの80mm ~400mm望遠です。
デジタル換算で1,5倍ですから約600mm相当の画角で撮影しました。
さすがにNikonのD3と比べるとフィーリングも操作感も一昔前の機材です。
連写モードの感覚が幾分か遅く感じました。
また途中で連続撮影特有の飽和状態になりシャッターが切れなく瞬間が御座います。
こんな時に限ってベストショットの構図が決まり「イケる〜!」と感じた瞬間に
飽和フリーズミスショットで残念ながらシャッターが切れません。

600mmの画角も期待しましたがやはり連写が弱いと構図も今一歩で終わります。
電子機器は最新の進化で機能が上がって行きます。時間とタイミングを買うと思えば、
惜しまずに自分にとって使い易い機材を選択した方が良いのかも知れません。





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